最終更新日:2017/11/15

日陰や曇りの日も発電できる?

 

【常に日当たりが良く、快晴に恵まれている・・・】
このような【太陽光発電に最適】な条件は結構難しいものです。

 

【日陰】の影響は?

太陽電池(パネル)は、太陽の光が当たることで発電します。

 

当然ですが、光が強いほうがたくさん発電しますし、日陰では発電量が『ガクッ』と落ちます。

 

発電量低下の原因

発電量の低下は、ただ単に【光が不足している】だけではなく、パネルの特性にも関係があります。

 

多くの太陽光パネルは、【シリコン製】となっています。
このタイプは、パネルそのものが【電気を伝える】役割を持っています。

 

このため、仮に1部分だけでも日陰になってしまうと、そのパネルは【発電しない】だけではなく、せっかく他のパネルが発電した電気を【止めて】しまいます。

 

こうなると、単に【発電した電気がムダになる】だけではなく、パネルにムリな力が加わり、故障の原因にもなってしまいます。

 

このような事態を避けるため、シリコン製のパネルには【バイパスダイオード】という、いわば【迂回路】が備わっています。

 

しかし、日陰になっていないパネルも迂回されてしまうので、発電量が大きく落ちてしまいます。

 

【日陰に強い】メーカーは?

シリコン製のパネルは、残念ながら日陰には弱いです。

 

対して、シリコン以外の化合物系パネルは、仕組みそのものが違っているので、
1部分が日陰になっても電気の流れは邪魔されず、安定した発電量が見込めます。

 

代表的なパネルはソーラーフロンティアの【CIS太陽電池】。

 

発電効率はシリコン製に劣りますが、日陰や曇りに強く、価格も安いのが特徴です。

 

曇りの日、「満足している」割合はわずか66.7%

太陽光発電メーカーの『ハンファQセルズジャパン』が、すでに太陽光発電を設置している方300人に行ったアンケートの結果が発表されました。

総合的な満足度は94.3%!
設置した方ほとんどが満足しています。

 

アンケートの結果

満足度上位

  • 太陽光パネルのデザイン・・・96.7%
  • 電気代の節約・・・・・・・・・・95.7%
  • 晴天時の発電量・・・・・・・・92.3%

 

逆に最も満足度が低かった項目

  • 曇り(曇天時)の発電量・・・66.7%

 

曇りの発電に不満が多いのは、
やはり『発電量が少なすぎて売電量が減ってしまう』からです。

 

【曇りでも発電できるパネル】を選ぶことが、『設置して良かった!』となるポイントです。

 

半数以上が【知らずに契約】

 

【曇りでも発電するパネル】を、契約前に知っていたかどうか

  • 知っていた・・・・41.3%
  • 知らなかった・・・58.7%
実に半数以上の方が【知らずに契約】しています。

最も不満に感じている割合の多かった【曇りの日の発電量】に関しては
『知っていた』方の満足度は75.8%。
対して、『知らなかった』方は60.2%と、大きく差が出ています。

 

【快晴】は平均で年間1ヶ月程度しかない!

気象予報士の木原実さんによると、日本では『雲一つない』というような快晴は
全国平均では年間30日程度しかないそうです。

 

太陽光発電にとって、≪お天気≫は最も気になるし、
何より発電・売電に関係してくる大切なポイント。

 

しかし、お天気を自由にできない以上、【曇りに強い】太陽光パネルを選ぶことが重要になります。

 

『先輩』からのアドバイス

 

既に設置した方が、導入時に重視したポイント

  • 総合的な発電量
  • 初期費用・保証内容
  • メンテナンス体制
  • メーカーイメージ
  • 国内メーカーかどうか
  • 晴天時の発電量

 

また、【曇りでも発電するパネル】を知っていた方達は、
さらに様々なポイントをチェックしたようで

  • 日照状況を加味したシミュレーション
  • 曇天時の発電量
も重視していました。

 

『これから』の方へのアドバイス

『総合的な発電量』や『補償内容・メンテナンス体制』、『初期費用』等、
やはりご自身が重視したポイントを挙げる点は同じですが、
その他に大きく変更している項目もありました。

項目 購入時に重視した割合・優先順位 アドバイスする割合・優先順位
曇天時の発電量 66% 94%(28%アップ)
居住地の日照状況 65.7% 92.3%(26.6%アップ)
メーカーイメージ 5位 11位(6位ダウン)
国内メーカー 6位 12位(6位ダウン)

 

曇りの日でもしっかり発電する⇒総合的な発電量が確保されることになります。

 

太陽光パネルを比較・検討する場合、【晴れ】の日はどのパネルでもよく発電します。
やはり【曇り】に強いかどうかが、大きな分かれ道。

 

パネル選びに迷ったら多彩な提案のできる業者に相談するのが一番の近道です。