最終更新日:04/22

【kw】と【kwh】って?

 

太陽光発電を検討していると、
【kw(キロワット)】【kwh(キロワット・アワー)】
2つの単位を目にします。

 

一見良く似ていますし、たった1文字違いなので、大差なく感じますが、
しっかり理解していないと「こんなはずじゃなかった」となりかねません。

 

【kw】とは

簡単に説明すると、『その時の電力』です。
『今』どれだけ発電(あるいは消費)しているか、という数値です。

 

発電モニター等で【3kw発電】とあれば、『今』3kw発電している状態となります。

 

もっとも、太陽光発電は自然が相手ですので、1時間後、あるいは10分後には数値が変化している可能性が充分にあります。

『どれだけ設置できるか』業者が見積りを出してくれる時は、
パネルの出力と枚数で決まります。

 

この場合、パネルの出力は【w】なので(1000w=1kw)、
『ご自宅には4kw設置できますよ』と、単位が【kw】になっています。

 

 

 

【kwh】とは

【kwh】の『h』は、時間の事です。
つまり、その『時間内に発電した電力量』となります。

 

仮に【3kw発電】が1時間続いた場合、【3kwhの発電量】となります。
2時間の場合は6kwhの発電、3時間なら9kwh・・・
といった具合です。

 

太陽光発電導入の時は、
【1ヶ月】や【1年間】の発電量が気になりますよね?

 

この場合の単位は【kwh】になります。

 

 

kwとkwhの違い

 

水に例えると・・・

 

電気は見えないので難しいですが、水をイメージするとわかりやすいと思います。

 

 

蛇口から【今出ている水】が電力(kw)
【溜まった水】が電力量(kwh)です。

 

 

 

設置kw数より発電kwが少ない!

 

4kw設置してるのに、3kwも発電していない!
天気もいいのに・・・もしかして故障!?

 

故障や不具合ではない可能性が大きいです。

 

先ほど【kw】と【kwh】の違いで説明しましたが、
【kw】はあくまで『瞬間の』電力ですし、
【4kw】は太陽光パネルの『公称最大出力』の合計です。

 

『公称最大出力』とは

公称最大出力とは、ある一定の条件下での最大の出力です。

 

公称最大出力の条件

  • AM(エアマス)1.5
  • 日射強度1000W/m2
  • パネル温度25℃

 

・・・専門用語?で良くわからないかと思いますが、

  • AM(エアマス)とは・・・『太陽光が地上に届くまでの大気の量』
  • 日射強度とは・・・・・・・『1平方メートル当たりの光の強さ』
  • パネル温度とは・・・・・・そのまま『パネルの温度』

です。

 

要するに、【すごく限られた条件での最大値】ってことですね。

 

 

自動車の『燃費』みたいなモノです(笑)。『数値通りにはいかない』ですね。

 

発電には【ロス】もある

加えて、パワコンの変換効率の問題もあります。
メーカーにより多少の差はありますが、大体ロスは5%くらい。

 

その他、ケーブル等を経由する際にも5%程度のロス、パネル温度の上昇では
夏場は20%程度、冬でも6%〜8%程度は出力が落ちる可能性があります。

 

つまり、4kw設置していても、16%〜30%くらいは出力kwは下がる事になるので、『3kwそこそこ』の発電量でもすぐに【故障・不具合】とは言えません。

 

『1ヶ月』の発電量の合計と、提示されたシミュレーションの発電予測とを比較してみることが不具合の【早期発見】への一番の近道です。

 

もっとも、その為には大前提として
≪正確なシミュレーション≫が大切です。

 

必ず複数業者に見積り・シミュレーションを依頼し、自宅の【平均的な発電量】を確認するようにしましょう。

 

複数の見積りを依頼する場合は、一括見積りが便利です。
『一括見積もりサイトの比較一覧』も参考にして下さい。