最終更新日:2017/09/15

【太陽光発電】と【オール電化】の違い

 

【太陽光発電】と【オール電化】・・・。この両方を取り扱っている業者さんも多いせいか、太陽光発電の見積りを依頼すると「ご一緒にオール電化はいかかですか?」と勧められることも多いと思います。

 

太陽光発電とオール電化のセールストークセールストークで使われる言葉

  • 太陽光発電とオール電化は相性がいい
  • 光熱費の節約効果が高まる
  • オール電化にしないと太陽光発電のメリットが減る
・・・等々。

 

でも、ちょっと待ってください。

 

【太陽光発電】と【オール電化】は、≪目的が違う≫事を理解する必要があります。

 

【オール電化】とは

 

そもそも、【オール電化】は≪ガス代を節約する≫提案です。

 

今までガスでしてきたことを、電気でやってしまおう、ということですね。

 

具体的には

  • ガス給湯器を『電気でお湯を沸かす』【エコキュート】に変更
  • ガスコンロを【IHクッキングヒーター】に変更
この2点です。

【今までのガス代】【エコキュートやIHで増える電気代】
であれば、『光熱費の節約効果がある』と言えます。

 

ポイントになるのは【エコキュート】。
IHクッキングヒーターは、ガスコンロとあまり光熱費は変わりません。

 

ガス給湯器と比較した際の【エコキュートのメリット】

  • 効率よくお湯を沸かせる
  • お湯をためておくことができる

 

また、電力会社は時間帯別料金を採用(夜間が安く、昼間が高い)しています。

 

夜間(特に深夜)の、電気代が安い時間にお湯を沸かして、
昼間にそのお湯を使うようにすれば、光熱費節約効果は大きいです。

 

ガスの基本料金も、もちろんなくなりますよ!

 

ちなみに我が家がオール電化にした理由は

  • ガスがプロパンで高かった
  • 仕事柄、朝早く(深夜料金の時間帯)から活動していた
  • 昼間はあまり電気を使わない

深夜料金の電気の安さで、【オール電化の方がメリットがある】となったからです。

 

生活リズムにもよりますが、一般的な目安として
【ガス代が8000円〜】であれば、オール電化のメリットが充分にあると思います。

 

 

【太陽光発電】と【オール電化】の相性

 

【太陽光発電】は、オール電化とは違い≪電気代を節約する≫提案です。

 

太陽光で発電した電気を自宅で使い、電力会社から【買う】電気を減らそう・・・という物です。

 

先ほど『オール電化はガス代を節約する』と書きましたが、ガスでしていたことを電気でしますので、
電気代だけ比べれば、ガスと併用していた時より確実に高くなります

 

そこで【太陽光発電】の出番です!

 

オール電化で電気代が時間帯別料金になると、昼間の電気の単価は、驚くほど高くなります

 

一律の料金より高いですし、『最もエアコンを使うことが多い、夏の昼間』は、さらに高くなります。

 

例)東京電力の場合(平成28年6月の料金表より抜粋)

単位:1kwh

従量電灯B

電化上手

  • 120kwhまで

    19.52円

  •  

  • 120kwh〜300kwhまで

    26円

  •  

  • 300kwh以上

    30.02円

 

 

基本料金:アンペア数により
『10A:280.8円』〜
『60A:1684.8円』

 

(60A(6KVA)以上の契約は
『従量電灯C』になります)

  • 昼間

    (午前10時〜午後5時まで)
    31.73
    (7月1日〜9月30日(夏季)は38.72円

  • 朝晩

    (午前7時〜10時・
    午後5時〜午後11時)
    26.01円

  • 夜間

    (午後11時〜翌午前7時)
    12.25円

基本料金:(1KVA=10A)
『6KVA以下1,296円』〜
『10KVA以上2,160円』

 

11KVA以上は1KVAごとに
+280.8円

 

(2016年4月以降、受付を終了している料金プランもあります)

 

太陽光発電を導入していれば、
この『昼間の高い電気』を、買わずに自家発電で賄えます。
(もちろん、曇りや雨等の天候不順は除きますが・・・)

 

【オール電化と太陽光発電は相性がいい】と言われるのは、
昼間の高い電気の買う量が減らせ、
深夜の安い電気料金のメリットが受けられるからです。