最終更新日:2017/09/15

太陽光発電の理想の設置条件

 

太陽光発電では【理想的な条件】があります。

太陽光発電の理想条件(あくまで「理想」です)

  • 積雪が少なく、塩害がない(地理的問題)
  • 屋根が広く、南向き
  • 設置容量は4kw以上
  • 屋根の角度は30度前後
  • 日中にあまり電気を使わず、半分以上売電に回せる
  • ローンを組まずに購入できる
  • 購入単価は1kwあたり30万円台前半で!

 

上記の理想条件にピッタリと当てはまる方は、
むしろ『太陽光発電を設置しないとソン!』という程です。

 

しかし、あくまで【理想】、すべて当てはまるのは難しいと思います。

 

特に、積雪や塩害は、ご自身ではどうすることも出来ません。

 

積雪対応や塩害対応の太陽光パネルを扱っているメーカーを選ぶことになりますが、
発電量の低下や、トラブルのリスクが大きくなり、
【太陽光発電に向いている】とはいえません。

 

太陽光発電の【理想の屋根】

 
広くて南向き、4kw以上設置できて、角度は30度前後

太陽光発電の理想の屋根

 

太陽光発電に理想の屋根をまとめると、
上記のようになります。

 

 

これからお家を建てられる方は、【理想の屋根】を作ることが出来ますが、
そうではない方も多いと思います。

 

屋根が狭く、南一面に設置できない(南・東・西の3面設置)

大丈夫です。

 

一般的に、南側の発電量を100%とした場合、東側や西側は85%となってしまいます。

 

同じ容量だけ設置しても、15%も発電量に差が出てしまうこととなり、ソンしたように感じるかもしれません。

 

しかし、アメリカのOpower社(家庭用エネルギーデータ管理を行っている会社。東電とも提携しています)の研究によると、西側の設置には
『電力の消費が増える時間帯に発電できる』メリットがあるそうです。

 

つまり、東側の太陽光パネルで朝の早い時間から発電開始して、
夕方の消費が増える時間までカバーできることになります。

 

売電に回す分は減ってしまいますが、電気料金の値上げを考慮すると、
充分にメリットが出ます。

 

東西の切妻屋根で、南に設置できないけど・・・

これも大丈夫。

 

例えば、屋根1面に設置できる容量が3kwと仮定すると、
南北の切妻では『南1面』のみとなり、『3kwの太陽光発電』となります。

 

東西の切妻屋根であれば、東に3kw・西に3kwで、
『合計6kwの太陽光発電』となります。

 

設置容量が増えれば、購入単価を下げる交渉もできますし、
売電に回す分も増えます。

 

どうして『角度』が関係するの?

太陽光パネルは、【太陽光が直角にあたった時】が最も良く発電します。

 

太陽の角度って、年間でも変化しますよね?
夏は高い位置(高角度)から差し込むし、
冬場は低い位置(低角度)で、部屋に陽が入りにくくなります。

 

これは、屋根上の太陽光パネルも同様ですが、
季節によってパネルの角度を変えるのは、現実的ではありません。

 

そのため、【一年を通して、総発電量が最も多くなる】ように、太陽光パネルの角度を調整します。

 

この角度は、地域によって多少の差がでます。

 

北海道では40度程度、沖縄では25度程度が最適といわれています。

 

太陽光発電の【理想の生活環境】

 
日中の使用電力が少なく、適正価格で現金購入!

太陽光発電の理想の生活パターン等をまとめると、以上の様になります。

 

日中の使用電力が少ない

太陽光発電は、当たり前ですが【太陽が出ている昼間】しか発電しません。

 

せっかく発電した電気は、売電価格が高いうちは【使うより売る】方がメリットが大きくなります。

 

ただし、オール電化の昼間だけは注意が必要です!

 

2017年度の売電価格は1kwあたり28〜30円(10kw未満)ですが、
東京電力・電化上手プランの場合、夏場(7月1日〜9月30日)の昼間(午前10時〜午後5時まで)は、買電単価がなんと【1kwあたり38.72円】!

 

夏場以外の季節でも、昼間の電気単価は【1kwあたり31.73円】と、東京電力管内では売電単価よりも高い料金設定となっています。

 

【売るより使う】方がお得になりますよ。

 

電力自由化以降は電化上手は新規契約ができなくなっていて、オール電化住宅の方は新プラン【スマートライフ】になるかと思います。
このプランでは【夜間(1時〜6時):17.46円】、【昼間(6時〜翌1時):25.33円】なので、まだ売電単価のほうが高くなっています。

 

一般的な【従量電灯】契約以外のかたは、ご自身の料金プランで電気料金の単価を確認してください。

 

2017年度の売電価格はコチラ

 

適正価格(理想は【1kwあたり30万円代前半】)で現金購入

ローンを組んでしまうと、金利が掛かり、同じ太陽光発電を購入するのに、
結果的に【高く】買うことになってしまいます。
(太陽光発電の最新相場は『リアルタイム最新相場』を参考にして下さい)

 

これでは、【元を取る】までの期間が長引くだけ。

 

とはいえ、売電価格の引き下げや電気料金の値上げは【待ったなし】の状態ですし、自治体の補助金も今後は不透明です。

 

貯めている間に、売電等のメリットが無くなってしまうかもしれませんので、
必ずしも【現金購入】にこだわらなくても良いでしょう。

 

ただし、ローンを組むにしても、必ず【適正価格】は確認して下さい。

 

理想は【1kwあたり30万円台前半】。
4kwの太陽光発電システムでは
【4kw×30万円台=120〜140万円位】です。

 

残念ながら、太陽光発電の価格は地域により差があります。
競合業者の多い地域では低価格化が進んでいますが、
そうではない地域は、まだ【30万円台前半】は難しいかもしれません。

 

ご自身の地域の【適正価格】は複数の見積りを比較すれば自然とわかります。

 

太陽光発電を検討している方は、一度見積りを依頼してみるとご自身の地域の価格調査が出来ます。