最終更新日:2018/08/02

太陽光発電システムのについてのギモン

太陽光発電システム、どうやって発電しているの?

太陽光発電は「光が当たると電流が出来る」という「光電効果」で発電しています。
「何のこっちゃ・・・?」ですが、起源はずいぶんと古く、
1800年代にセレンという半導体(半分くらい電気を通す物質)で
発電に成功(当時は原理が不明でした)しました。
この「光電効果」は1900年代以降は科学的に説明され、
2種類の半導体(太陽光パネルで多いのはp型シリコンとn型シリコン)をくっつけて
光をあてると、中で+と−が動いて電気が生まれる・・・つまり、発電する、となっています。

太陽光発電システムの寿命はどれくらい?

太陽光発電システムは様々な部材から構築されています。
大きなものではパワコンが10年〜15年程度といわれています。
太陽光パネルの寿命ですが、まだ正確にはわかっていません。
20年とも、半永久的ともいわれています。
長い例では、1966年設置の長崎県の灯台用太陽電池がまだ現役で活躍しています。
「発電システムの耐久性」もご参考ください

自宅の電気、どれくらいまかなえるの?

発電量は設置条件(設置方位、影等)によって様々ですが、
一般的には1kwあたりで年間約900〜1000kwhの発電があります。
一般家庭で多い3kw〜4kwですと、年間では3000〜4000kwh。
ご夫婦とお子様2人の4人家族の場合、平均で年間3500kwh位の使用量ですので、
設置条件や省エネ次第ではほぼ100%賄える計算になります。
ただし、発電するのは「昼間のお日様のある間だけ」ですので、
昼間使い切れなかった分は「売電」、夜間やお天気の悪い日は「買電」となり、
電力会社からの請求が「0円」とはなりません。

定格出力ってナニ?実際にそれだけ発電するの?

太陽光発電のパンフレットを見ると、パネルの性能で「定格出力○○W」とありますが、
この「定格出力」とは、JISで決められた条件下で出た値を示しています。
メーカーから出荷されるパネルは定格出力の±10%となっていますが、
発電能力は設置条件や日射量で大きく変化しますし、
電気配線やパワコンでもロスがでますので、実際に使える分としては「定格出力の70%位」と考えておいてください。
設置前にきちんと説明してくれる業者でないと、メーカーの示した値とあまりに差があって
「期待はずれ」とトラブルになることもあります。

発電した電気は夜に使える?

現在の太陽光パネルには蓄電機能がありませんので、太陽の出ている時間しか使えません。
別売りで蓄電器もありますが、価格が高いのでおススメできません。

停電になったときは使える?

最近のパワコンには「自立運転機能」があるので、
停電時も自宅で発電している間は使えます
パワコンにコンセントがあり、そこから電気がきます。
ただし、あくまで「非常用」なので、1000w〜1500w程度です。
パソコンは動作が不安定になりますから避けたほうがいいでしょうが、
ケータイの充電は充分出来ますよ!

太陽光発電システムで一番壊れやすいのは?

太陽光発電システムで一番故障が多いのは「パワコン」です。
パワコンはメーカーにより保障期間が違い、
10年のメーカーもあれば15年のメーカーもあったり、と様々です。
パワコンの寿命は10年〜15年位とされていますので、
できるだけ保証の長いメーカーを選ぶのもいいかもしれません。
「メーカー保証や維持費」もご参考ください

メンテナンスは必要?

パネルそのものは稼動部分がないため、
光が当たりさえすればいつまでも発電する、といわれています。
ですが、発電したものをシステム全体で利用出来ることとは別問題で、
パネルが「メンテナンスフリー」だからといって
システムが「アフターサービス不要」ではないです。
メーカーによっては有料の定期点検を保証の条件にしているところもありますし、
設置業者によっては「○年点検サービス」をセールスポイントにしている場合もあります。
「長く」「安心」して使うためにはやはり点検は必要と考えます。

故障した場合の対処法や、メーカー・設置業者の対応は?

万が一故障したときのために、
「取り扱い説明書」「保証書」「基本仕様書」「単線結線図」「太陽光モジュール結線図」
はまとめて保管しておきましょう。
パワコンにエラー表示が出たら、「取説」を参照に対処しますが、
それでも改善されない場合はシステムそのものに異常がある可能性があります。
その場合はパワコンを「停止」し、ブレーカーを「オフ」にして、メーカー、
あるいは設置業者にすぐに連絡しましょう。

実際に故障で連絡した方々の口コミでは、
メーカーは信用問題もあるので対応は概ね良いようですし、
設置業者も「悪徳」のイメージ払拭のため、
まともな設置業者であればすぐに対応してくれる場合が多いようです。

どんな屋根でも設置可能?

基本的にはどのような屋根でも設置は可能ですが、
強度に不安があるような築年数の古いもの、
屋根面積の小さいものでは希望通りにはいかないこともあります。

強度に関しては家のメンテナンスも兼ねて、一度見てもらうほうが良いでしょう。
また、屋根はOKでも豪雪地帯や塩害問題など、
保証の対象外になってしまう場合もありますので、事前に設置業者に確認してみましょう。

設置工事にかかる期間は?

太陽光発電システムの設置のみであれば、1〜2日程度で完成しますが、
長く付き合う太陽光発電システムですので、
出来るだけ工事には立ち会うほうがいいでしょう。
ただし、売電のための電力会社との契約に1ヶ月程度かかってしまいます。
申請や契約はほとんどの場合設置業者が代行してくれますので、確認しておきましょう。

太陽光発電の長所は?

昼間の電気代がやすくなる。
節電意識が高まる。
遮熱効果による室内温度の変化。
売電できる。
環境に優しい・・・といくつかあります。
詳しくは「太陽光発電のメリット」を参照してください。

太陽光発電の短所は?

初期費用が高額。
蓄電できない。
発電量が一定しない。
維持費がかかる・・・といくつかあります。
詳しくは「太陽光発電のデメリットとリスク」を参照してください。

引越しや建て替えのときは?

引越しや建て替えで一旦太陽光パネルを外しても再利用できます。
注意点としては「取り外しの費用がかかる」「配線等買い直しが必要な部材もある」ことです。
詳しくは「引越しや建て替えのとき」を参照してください。

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